まとめ記事

スポーツでコミュニティづくりをしたい時に必要な知識・スキルと実践方法の全て

スポーツでコミュニティづくりをしたい時に必要な知識・スキルと実践方法の全てをまとめました!(約9年間の学びを結集していますが、今後も随時更新していきます)

 

現在スポーツ界は、
2019年にラグビーW杯、
さらにこれから、オリンピックパラリンピックの
日本での開催が控えているということもあり、

様々な動きが活発化しています。

また、地方創生ということが
一時期さかんに言われていた他、

コミュニティづくりも
以前より注目されてきていることを
実感しています。

このページでは、スポーツでコミュニティづくりをしたい方に、
実践に必要な知識とスキルを解説していきます。

私自身、2011年2月に埼玉県川口市を拠点に
総合型地域スポーツクラブを0から立ち上げ、

複数のスポーツを主催しながら、
こちらのwebメディア(こむすぽ)も含め、
様々な事業を立ち上げてきました。

「前例のない取り組み」
と言っていただくことがあったり、

他地域から視察に来られるようなケースも
何度かありましたが、

これまで続けてきたのは、
事業に必要なことを
異業種の方から学んできたということです。

したがって、以下に掲載している記事は、
異業種からの学びを自ら実践して、
積み重ねてきたノウハウが主になります。

その前に、まずはこちらも参考にしていただければと思います。

総合型地域スポーツクラブ経営者がスポーツ×地方創生・地域活性に関心ある方たち向けのサービスも提供する理由

それではぜひ、最後までお読みいただけると幸いです。
(記事の中には、1年以上前に作成したものもあり、
今となっては多少変わってきているところもあるかもしれませんがご容赦ください)

1.企画(サービス開発)

スポーツで地域活性化するための出発点は、まず何をやるか?です。

同時に、6W2Hと言われるようにWhat(何を)だけでなく、

Who(誰が)/When(いつ)/ Where(どこで)
Why(なぜ)/Whom(誰に)/How much(いくらで)/How(どのように)

といった項目を明確にしておくことが重要です。

これらが明確になると、告知文も書きやすくなりますし、
慣れてくると、企画と集客をセットで考えられるようになってきます。

それでは、地域の現状も踏まえ、
どんな企画が相応しいのか?

下記の記事を参考にしてください。

◆マクロ編

真の地方創生を実現するためにスポーツが果たし得る3つの役割

企画でスポーツの社会性を高めていくための3つのポイント

◆ミクロ(イベント企画・具体的内容)編

誰でもスポーツが楽しめるようになる3つの新たな動き
―2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて

球技大会種目に適したスポーツレクリエーションの種類と継続的に開催する理由

2.集客・情報発信

企画が固まったら、次は集客(情報発信)です。

ここで改めて対象者を明確にすることが重要になってきます。

対象者というと、一般的に男女や年代で分けがちですが、
志向性などで絞ることなども可能です。

また集客と一言で言っても、
「直接会って宣伝する」「チラシを作って貼ったり置かせてもらう」「メディアに紹介してもらう」
など様々な方法がありますが、現代においてインターネットは強力な集客ツールです。

そんなインターネットを使った集客法を紹介しています。

インターネットで集客したいスポーツ事業者が最低限すべき3つのこと

情報発信に関しては一番と言っていいくらい大事にしてきました。

SNSは、mixiに始まり、twitter、
Facebook(Facebookページ/Facebookグループ)
インスタ、Youtube、LINE、

そして、その他にも
アメブロ、note、メルマガなど。

最近は事業ごとに
使うメディアも
分けるようにしていますが、

より多くのメディアを
使えば使うほど、

見ている層も異なるので、
幅広くコミュニケーションを
とることができます。

うまくいくものもあれば、
うまくいかないものもあり、
常に試行錯誤が続いています。

そして情報発信は
裏のテクニックがある
というわけでもなく、

地道に取り組んで
試行錯誤を
繰り返すものだとも痛感しています。

※参考記事アジア初開催のブラサカ世界選手権、盛り上がりを支えたSNS分析

3.運営・場づくり

企画が決まって集客ができれば、あとは当日を迎えるのみですが、
そのあたりの段取りは、下記のようにエクセルなどを使ってスケジューリングしておくことがおススメです。

そして当日の場づくりでも、

「初参加の方が多いので、アイスブレイクタイムを設けよう」
「あの方は初心者ですと自己紹介していたけど、予想以上に上手なので、チームを修正しよう」
「男性が多めなので、女性に優しいルールを導入しよう」

など様々な工夫をすることが可能です。

それでは具体的にどんな工夫ができるか、下記の3つの記事でまとめています。

◆(当日に修正も可能な)場づくり編

スポーツレクリエーションやゲームを通じてチームワークを高めるための3つの仕掛け

ダイバーシティカップに見る、これからのスポーツイベント(場づくり)に求められる3つの要素

初心者からラグビー経験者まで一緒になって楽しめるルール設計とは?~2019年ラグビーW杯日本開催に向けて地域でできること~

運営に関しては領域が幅広いですし、やればやるほど正解がないなとも実感していますが、下記の記事も参考になりましたら幸いです。

◆運営編

個人参加型のスポーツコミュニティで効率的に連絡のミスマッチやキャンセルを防ぐ方法

スポーツサークル・コミュニティ内の交流に必須な名札のあり方とは?

※バドミントンの参考記事消耗したバドミントンシャトルをスポーツレクリエーションに活かす方法3選

4.持続性を考える

ここまで企画から運営までの一連の流れについて紹介しましたが、
持続性を考えるのであれば、事業として(仕事として)やる選択肢も考慮すべきでしょう。

それでは持続性を考える上でどんな観点が必要なのかを
いくつかに分けて紹介します。

◆マインドセット編

「今の仕事をする上で必要なスキルは?」と質問をされた時に、
スキルよりマインドと答えさせていただいています。

総合型地域スポーツクラブでは、
様々な志向の方を受け入れてきた分、

いろんな意見やクレームをいただく立場にありますが、
そこで重要なのはやっぱりマインドだと思います。

そしてこのマインドを
どのくらい重要視しているかですが、

今は”マインドセットカレンダー”
というものを活用させていただいて、
日々見るようにしています。

参考記事インプットよりアウトプット、スキル・方法論よりマインド~(地域)スポーツ界に足りないもの~

またマインドに関しては、
2017年1月~原田メソッド
(目標達成メソッド)を学び、

その年に原田メソッド認定パートナーを取得。

大谷翔平選手が活用していることでも有名になった
オープンウィンドウと長期目的目標設定用紙を
2018年は1年間で6回作成しましたが、

これらのツールの使い方なども
今後要望があればお伝えしていきたいと思います。

◆経営・収益化編

ここ1、2年はこちらが主の課題となっていましたが、

仕組み化で言えば、理念の再構築やマニュアル整備など、
そして収益という観点で事業体質(ビジネスモデル)を見直すことの
重要性も痛感しました。

そして、

・提供している商品(サービス)がNeeds商品なのかWants商品なのか?
・対象となる層が誰なのか?
・「手軽軸」「商品軸」「密着軸」のどの戦略でいくのか?

など、考えるべきことはきりがないので、
なるべくシンプルに考えたいとは思います。

そして下記の記事は、起業初期の頃から考えていたことでもあるので参考になればと思います。

参考記事総合型地域スポーツクラブが助成金に頼らず自立していくための3つの方向性

参考記事【地方創生に関心がある方へ】「スポーツ×地域」を仕事にする時に知っておくべき3つの視点

そしてリピートという観点では、他の皆さんにも書いていただいたサークル運営に関する記事を参照いただければと思います。

◆資金調達

こちらは手短に。
初期の頃は、助成金にもお世話になりました。

それを踏まえてまとめた記事が下記になります。

参考記事スポーツ関連団体が助成金を活用するためにおさえるべき3つのポイント

資金調達に関しては、経験も乏しく詳しくありませんが、
その分、他の皆さんにインタビューもさせていただきましたので、
こちらを参照ください。

5.その他(問題提起など)

以前はよく問題提起の記事を書いていました(笑)

いずれも古いので、「暇で仕方がない!」という時に限って
読んでいただければと思いますが、また改めて時間を見つけて
記事をブラッシュアップしていきたいと思います!

主に地域の)スポーツ業界の変革が加速しない3つの理由

きゅぽらスポーツコミュニティのような活動を全国に増やさなくてはならない理由

引越した先でまずスポーツコミュニティを見つけられることが当たり前の社会に!

スポーツ指導者の配置とコミュニティの創造は共存できるのか?

チームスポーツがさかんに行われている地域を増やす

 

追伸

以上がまとめとなりますが、
実際にコミュニティづくりをしてみると、

「ノウハウがない」
「お金がない」
「つながりがない」
「集客できない」
「リピートしない」
「仕組み化できない」

など様々な壁にぶちあたります。
(実際に経験しました)

そこで、さらに深めたい方向けに、
独立10年目突入記念として、
現在、コミュニティ集客や運営に関する動画を特別公開しています!

これまで9年間、
コミュニティをやってきた経験を踏まえ、

「無理なく継続できるコミュニティ成功の3ステップ」

というテーマでお話させていただきましたので、

よろしければ下記の画像を押して
登録フォームに入力してご覧ください。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

石井 邦知(ISHII Kunitomo)

2011年2月に埼玉県川口市を拠点に総合型地域スポーツクラブきゅぽらスポーツコミュニティを設立。

主に(フットサルやバレーボール、バスケなどの)チームスポーツと(異業種交流、国際交流などの)テーマを掛け合わせた活動からスタートし、その後もスポーツ×地域活性・まちづくり・ソーシャルビジネスの領域で事業を展開。

具体的には、親子向けのコミュニティをつくったり、地域スポーツ事業者のためのコミュニティ(通称こむすぽ)を主催する他、子供会やPTAなどの地域コミュニティに向けて、スポーツレクイベントを実施するなどしている。

また主催している”異業種交流(YORIAI)フットサル”を通じて、輪が広がり、まち活かし会社・NCS株式会社(空間運営等)を2018年に設立、代表取締役。

 

☆プロフィール詳細は▶こちら

 

☆現在運営している主なwebサイト

・総合型地域スポーツクラブ「きゅぽらスポーツコミュニティ」 ホームページ
https://www.cupolasports.com/

・きゅぽらスポーツコミュニティ facebookペー
https://www.facebook.com/cupola.sports

・スポーツの新しい価値を発信するwebメディア「こむすぽ」
https://comspo.net/

・子ども向けイベント企画運営×運動遊び
https://ameblo.jp/kouhouman/

 

☆ラジオ出演した時の音声はこちら(各回3分)▶第1回第2回