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【イベントレポート】小学生がブラインドサッカー・シッティングバレー(障害者スポーツ)を体験―7月、川口で開催

2016年7月28日
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こむすぽ編集部

こむすぽでは以前、中学生・高校生が障害者スポーツを体験して、ボランティア活動を身近に感じるイベント「障害者スポーツにトライアル!!」の様子をレポートしました。

そして今回7月26日(火)には同じく川口市青少年ボランティア育成委員会が主催で、「夏休みこどもボランティアさろん」と題して、小学生が障害者スポーツを体験できる機会がありました。

前回と同様に、こむすぽ編集長石井がプログラムの進行を担当したので、今回レポートしたいと思います。

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参加者は小学1年生~6年生までの計30名で体験した障害者スポーツは、ブラインドサッカーとシッティングバレーボールの2種類です。

体験したスポーツ1「ブラインドサッカー」

2人組になって、最初はボールを使わずに一人がアイマスクをして手をつないで歩く

次は手を離してかけ声をかけながら歩く

次はボールの音・ペアの声を頼りにボールをドリブル、最後はこのドリブルをリレー形式で実施しました

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体験したスポーツ2「シッティングバレーボール」

ボールは通常のバレーボールではなく、より滞空時間が長くなるよう風船バレ―ボール用の風船とビーチボールバレー用のビーチボールを使用

最初はチームで円になって、パスが何回続くかに挑戦

次はネットを挟んでゲームを実施しました

IMG_3346

いずれのスポーツも初めて体験したという子供たちがほとんどでしたが、学年ごとに下記のような感想が寄せられました。

<1・2年生>
「アイマスクをつけているペアに教えるのがたいへんだった」
「ボールを蹴るのが楽しかった」
「目が見えない人がサッカーを音でしていることがよくわかりました」
「目の見えない人を案内する時は「前だよ」などやさしく声をかけてあげることが大切だと思いました」
「アイマスクをしてボールを蹴るのがこわかった」
「アイマスクをしながらボールを蹴ってみて、こわかったけど、目の見えない人の気持ちがよくわかりました」
「サッカーは目を隠して音でやるというのも楽しかったです」

<3・4年生>
「座ったままだと、動きづらくてボールのきたところに動けなくてたいへんでした」
「座ってバレーをやったのでいつもよりもたいへんで、障害者の気持ちがわかりました」
「バレーはビーチボールより風船の方が続いた」
「座ってバレーをやるのはむずかしかった」

「アイマスクをしながらドリブルをしてボールの位置がわからなくなって助けてもらったけれどとても楽しかった」
「目の不自由な人がどれだけたいへんなのかがわかった」
「ブラインドサッカーを通して目の見えない人のことがよく分かりました」
「ボールの中に鈴が入っているのは、ボールがどこにあるかわかりやすくするためだとわかった」
「アイマスクをつけるのは初めてだったので、自分がどこにいるかわからなくなった」
「僕たちは目が見えて幸せだとわかった」
「障害がないということでだけで幸せなんだということがわかった」
「アイマスクをつけてボールを蹴ることが少しこわかったけど、実際にやってみて意外に楽しかった」
「障害がある人はブラインドサッカーがとても上手なんだろうなと思ってすごいと思いました」
「ペアの人に言う時に、私が右と言っても相手は反対の方に行ってしまうこともあったので難しかった」
「目が見えないと、足を動かして音と耳を頼りにしなきゃいけなかったのでとてもこわかった」

「障害がある人でも音や足、耳で感覚とって集中してがんばっているのがすごいなと思いました。そして何より、チームで助け合って音・足・耳に集中してがんばっているのがすごいなと思いました。」
「障害者でもできるスポーツがあって楽しめるんだと知れた」
「目を隠して歩いたり、ボールを蹴るとどこに向かっているのかが分からなかったので難しかったです。障害者のたいへんさがわかりました」
「目が見えなくなったり、足が不自由になったら、サッカーやバレーボールをして遊ぶのも難しいとわかった」

<5・6年生>
「アイマスクをしながらのサッカーも、座りながらのバレーもたいへんなことがよくわかり、これから障害者の人を見かけたら助けてあげたいと思った」
「アイマスクをつけてのサッカーで見えないというのは普通のサッカーより方向がわからなくて難しかったが、どこにあるかわからないワクワクが楽しかった」
「アイマスクをつけて導く人の方向に行くときは反対を向いていると方向も逆なのでその辺が難しくでもおもしろくて楽しかった」

こうして障害者スポーツの難しさ、楽しさを実感したり、今後の障害者との接し方について考えた子どもたちもいました。

上記の感想にあるように、「またやってみたい」という声も多くありましたし、今後もスポーツを通じて楽しみながら、障害者の立場を理解できる機会が増えていけばと思っています。

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