こむすぽ編集部
一人で走らなくてもいい
「2020年の東京五輪まで毎日、6年間継続できれば世界記録が達成される見通しです」――。こう話すのは、フルマラソン52日連続完走の元ギネス世界記録保持者の楠田昭徳氏だ。
楠田氏が代表を務めるNPOが現在、行っているのが「チャレンジ2020」。
2015年1月2日に始まったこのイベントは、2020年の東京五輪までの2020日間、毎日誰かがフルマラソン(42.195km)を走る市民参加型のイベント。一人で完走しなくても、2人以上が駅伝、リレー形式で分担してもいい。今日も、明日も毎朝9時からさいたま市の別所沼公園で行われている。
記録達成だけが目的なのではなく、マラソンの普及や発展を促し、また挑戦・継続・達成の大切さを再認識してもらうことが狙いだ。
スタートして150日以上が経過し、これまでに走ったランナーは総勢500人(7月24日時点)。その中には、清水勇人さいたま市長やプロマラソンランナー藤原新選手も参加。障害を持つランナーや、県外からの参加者も少なくないという。
チャレンジ2020では、参加者とともに給水や計測をサポートするボランティアも募集している。「走るのが苦手」という人はボランティア参加もできるし、家族や会社の仲間、友人と一緒に42.195kmにチャレンジしてもよい思い出になるかもしれない。
申し込みはウェブサイトで可能だ。
概要
【開催日時】 毎朝9時から(参加者集合 8時30分)
【主 催】 NPO HERITAGE チャリティーリンク
【種 目】 フルマラソン 別所沼公園内のランニングコース45周と651m
【参 加 料】 3500円(1人)、6500円(ペア)、9000円(3人)、1万円 (4人以上)
【制限時間】 なし