最近は、
コミュニティマネージャー
という肩書きの人が増え、
コミュニティマーケティングという言葉も
かなり浸透してきました。
元々は、
地域コミュニティやNPOといった
文脈で、コミュニティというワードが
使われていた印象がありますが、
今やビジネスの世界でも
重要性が高まってきています。
そして、
リモートワークをはじめ、
オンライン化が急速に進み
顧客との関係構築でもオンライン化が
求められてくるでしょう。
自身は、
地域スポーツコミュニティを立ち上げて9年になりますが、
一般的な地域コミュニティの枠にとどまらず、
その中から、新たなコミュニティや会社、
事業ができたりとマーケティング的な価値もつくってきました。
そして今思っていることは、
これまでの自身の9年間の取り組みが、
個人事業の顧客コミュニティ化や、
企業のファンコミュニティなど、
ビジネス領域にも活かせるのではないかということです。
.
.
外出が制限されている今、
オンラインへの注目が高まっていますが、
コワーキングスペースや、
その他、店舗や趣味系のコミュニティなど、
オフライン主体だったコミュニティでも
オンラインをどう取り入れていくかが
リアルタイムで模索されています。
そんなコミュニティマネージャー(管理者)の役割を大まかに分けると、
下の図のようになるかなと考えています。
※縦軸がオフラインとオンライン、横軸がテーマ(企画)と運営としています
企業であれば、
新たにコミュニティを立ち上げる
というケースも多いことと思いますが、
手探りしながらも、
これらの業務全てをこなさなくてはならないでしょう。
孤独になりがちですし、
一つひとつ実行に移すのも一苦労です。
そんなサポートができたらと考えました。
おそらく、扱っているサービスには
私自身詳しくない可能性が高いので、
運営面(図の左側)のサポートが主になってくるとは思いますが、
それでも貢献できそうなことはあると思っています。
例えば、
オンラインコミュニティであれば、
有料のものも含め、
プラットフォームも多く存在します。
その選定を手助けしたり、
どんなスレッド(項目)を設けたらよいかや
発信の頻度、方法、タイミングなど。
また一顧客目線から、発信内容を
検討することもできるかもしれません。
そして横のつながりをどう作っていくかということもありますし、
主体性の引き出し方、
また今後はオンラインとオフラインの融合も重要なテーマになってくるでしょう。
SNS運用に力を入れている企業であれば、
よりエンゲージメントを高めるために、
そのまま運用を続けるのではなく、
コミュニティ化することが効果的な解決策となる可能性もあります。
.
.
さらに、コミュニティは自走も一つ重要なテーマとなります。
実際は、自走する前に、
管理者が疲弊してしまう
ということも多いですし、
続かなくなってしまうことにもなりかねません。
原因としては、
孤独で相談できる相手がいないことと、
未経験なのに業務範囲が広すぎて、
手がまわらないということにあるのかなと考えます。
コミュニティのプラットフォームサービスを提供している会社が
手厚くサポートしているケースもありますが、
その場合、
必要な予算が大きくなりがちですし、
担当者によってサービスの質が変わってくる可能性も考えられます。
そういった部分を解決すべく、
自走化を一つのゴールに設定して
お手伝いができたらと思っています。
.
◆プロフィール
石井 邦知(ISHII Kunitomo)
2011年2月に埼玉県川口市を拠点に総合型地域スポーツクラブきゅぽらスポーツコミュニティを設立。
主に(フットサルやバレーボール、バスケなどの)チームスポーツと(異業種交流、国際交流などの)テーマを掛け合わせた活動からスタートし、その後もスポーツ×地域活性・まちづくり・ソーシャルビジネスの領域で事業を展開。
具体的には、親子向けのコミュニティをつくったり、▶地域スポーツ事業者のためのコミュニティ(通称こむすぽ)を主催する他、子供会やPTAなどの地域コミュニティに向けて、スポーツレクイベントを実施するなどしている。
また主催している”異業種交流(YORIAI)フットサル”を通じて、輪が広がり、まち活かし会社・NCS株式会社(空間運営等)を2018年に設立、代表取締役。
☆プロフィール詳細は▶こちら
☆現在運営している主なwebサイト
・総合型地域スポーツクラブ「きゅぽらスポーツコミュニ
https://
・きゅぽらスポーツコミュニティ facebookペー
https://www.facebook.com/
・子ども向けイベント企画運営×運動遊び
(子供会やPTAなどの地域コミュニティサポート)
https://ameblo.jp/
.
.