まとめ記事

きゅぽらスポーツコミュニティのような活動を全国に増やさなくてはならない理由

きゅぽらスポーツコミュニティを立ち上げて3年以上が経過しました。

 

これからの3年は他地域への横展開も視野に入れて活動していければと考えていますが、なぜそのような考えに到ったのかというあたりを今回は綴りたいと思います。

まずきゅぽらスポーツコミュニティの場合、5つの楽しみ方を揃えており、その時点で類似団体を探すのは難しいかもしれません。

参考記事はこちら
http://www.cupolasports.com/how_to_enjoy/

きゅぽらスポーツコミュニティの競合の実情

ただ他地域に展開する上で競合と想定されるのは、総合型地域スポーツクラブ。
ただし総合型地域スポーツクラブの場合は、子どもやシニア世代を対象にした活動がメインで、20~40代を対象に球技をやられている団体はそう多くはない印象です。
そう考えると、”スポーツサークル”が一番の競合と言えるかもしれません。

スポーツサークルというのは具体的に、民間のフットサル施設を利用しているフットサルサークルはもちろんのこと、定期的にバスケやバレーをやっている団体も複数存在すると思われます。(mixiで管理運営しているコミュニティも見かけます)

サークル活動であれば、会場代の支払いは割り勘のことが多く、参加する側は使うお金(参加費)を極力安く抑えられて、よいかもしれません。

しかし、サークルの場合は実体験として以下のような難点もあります。

・人数が少ない時に費用負担が多くなる可能性がある(=公平性の担保が難しくなる)
・主催者自身のニーズから始まっていることが多く、全員が楽しめるようにどうこうするというより、楽しんだものがちという雰囲気になりがち

また先日、以下のような話も耳にしました。
「バスケがやりたいと思ってネットで団体を探して、メールを送ってみたが返信がなかった」
仕事として主催していない場合、責任をもって管理運営を続けることが難しいことを象徴している事例だと思います。

ママさんバレーなど大会で勝つことを目指すような団体であれば、共通意識、チーム意識が働き運営は成り立ちやすいと思われますが、サークルの場合は目的も個々によって一つではなく、参加の継続性も弱くなりがち。

そのため、新規集客や場づくりの工夫が本来重要になってきますが、そこを兼ね備えることが運営側としては難しい状況なのだと思います。

きゅぽらスポーツコミュニティが他団体と決定的に違っていること

ただし、きゅぽらスポーツコミュニティをやっていて、そのような場を求めている声はたくさんの方からいただいていますし、市外から引っ越して来られた方も多く、家の周辺にこのような団体は存在しないと実感していた方も多くいらっしゃいます。

きゅぽらスポーツの活動の特徴として挙げているのは、
◆既存のスポーツのルールを柔軟に変えて、経験度合いや年代に関係なく誰でも楽しめる場をつくっている
◆交流試合などで様々な地域団体と連携を図る一方、スポーツ以外の様々な分野とも融合し、新たなスポーツ像をつくろうとしている
◆ただ参加するのみならず、(アイデア出しや講座開催など)皆さん一人ひとりの活躍の場、出番を生み出している
という3つですが、特に【地域につながりのない方々により多く会って、一人でも多くの方が居場所と出番を感じられる場をつくる】ことが自身がの役割だとも認識しています。

こうした経緯で同じような団体を他地域に増やしていければと考えていますが、スポーツコミュニティ運営の標準化システムを構築できればと考えています。
「地域社会に必要とされ、収益も兼ね備えることで継続性が担保される」
そのようなコミュニティを全国に増やしていければと思っています!