こむすぽは、スポーツの新しい価値を発信するwebメディアです。
Community&Communication×Sports

総合型地域スポーツクラブ経営者がスポーツ×地方創生・地域活性に関心ある方たち向けのサービスも提供する理由

2015年7月3日

現在、私は埼玉県川口市を拠点に総合型地域スポーツクラブを経営している他、スポーツ×地域活性化、地方創生、コミュニティづくり、ソーシャルビジネスといった領域に関心ある方たちに対して、
・webメディア「こむすぽ」の運営
・【交流型スポーツ企画運営ガイド】 /【子ども向けイベント企画設計マニュアル】といったツールの提供
・講座開催(外部講師役としても可)
という3つのサービスを提供しています。

主はもちろん、総合型地域スポーツクラブの経営で川口か川口周辺に住んでいるのに知り合いがあまりいないという方や運動不足を感じている方たちに対して、スポーツや交流できる機会を提供することですが、そんな中で運営を担う側、支える側の方たちに対するサービスをなぜ提供しているのか?は下記のような経緯があります。

全てはソーシャルベンチャースタートアップマーケットに参画できたところから

きゅぽらスポーツコミュニティは団体立ち上げ当初から、スポーツ×地域活性、スポーツ×ソーシャルビジネスという切り口での活動を意識的に行い、内閣府が行う地域雇用創造事業(ソーシャルベンチャースタートアップマーケット)としても採択いただきました。

この社会起業家プラットフォームが、関心ある層の方たちにとっては比較的有名であったこと、さらに全国に存在する総合型地域スポーツクラブの中でインターネット上の情報が充実しているクラブが当時少なかったことから、他地域から「活動の様子を見学したい」「これまでの取り組みの話を聞いてみたい」という方々が定期的にいらっしゃっていました。

こうした動きを通じて感じたことは2つあります。

一つは、総合型地域スポーツクラブは全国に存在するものの、スポーツ×地域活性、スポーツ×ソーシャルビジネスという切り口での取り組みと関連する情報が一般的に不足していることです。特に総合型地域スポーツクラブに関して言えば、スポーツの専門性はあっても、地域に対するリテラシーやソーシャルビジネス的発想が不足しているとも感じました。(私自身の取り組みに対して斬新と言っていただくことが何度もありましたので)

そしてもう一つは、見学に来られた方の関係性がその場限りで終わってしまうことがほとんどでもったいないなということです。
また私自身も最初に経験しましたが、何かを始める時に仲間の存在は重要ですし、活動の立ち上げをサポートしたり、逐一情報交換できるプラットフォームがあったら喜ぶ方もいるのではないかと。

勉強会⇒webメディア、ツール開発⇒講座・講演機会の増大という2つの流れ

そんな経緯で2013年にはソーシャルスポーツ会という勉強会を都内で月1回の頻度で開催し始めました。
毎回平均10名近い皆さんにご参加いただき、現状の地域スポーツ界の問題点などが出されました。と同時にほぼ毎回初参加の方もいらっしゃいましたので、同志も増えていきました。

ただし回数を重ねていく中で、月1回開いていた勉強会を「これを内だけで閉じたものにしていてはもったいない」と思うようになりましたし、勉強会では参加してくださる数名の間にしか、気づきや学びが広がらず、変化の起こしづらさも感じました。
そこでwebメディアをつくれないかという発想が出てきました。

一方、勉強会主催⇒webメディア立ち上げという動きと同時並行で、これまでのスポーツ×地域活性、コミュニティづくりの取り組みのツール化にも着手しました。
具体的には、【交流型スポーツ企画運営ガイド】や【子ども向けイベント企画設計マニュアル】といったツールです。

そしてツールの完成により、スポーツ×地域活性をテーマとした講演や講座の開催もわずかではありますが、増えました。
具体的には以下のようなものになります。

◆川口市盛人大学「社会起業ビジネスコース」にて事例発表(2013年1月)
◆(スポーツマネジメントに興味を持った)大学生が主催するイベントにて活動紹介(2013年2月)
◆文京区主催「ソーシャルイノベーション」にて事例発表(2013年7月)
◆荒川区主催「コミュニティカレッジ」にて事例発表(2014年1月)
◆株式会社エンパブリック主催「コミュニティスポーツ企画設計講座」の実施(2014年7月)
◆埼玉県内の自治体職員を対象とした研修内で地域活動事例紹介(2014年7月)
◆株式会社エンパブリック主催で「地域でのスポーツ・運動会の活かし方とは?」というテーマのワークショップ開催(2014年11月)
◆明治大学「地域活性化システム論」という授業内で、NPO活動の課題、ソーシャルビジネスとしての展望というテーマで講義(2014年11月)

これからの展望

こうした流れを経て今がありますが、改めてスポーツ×地方創生、スポーツ×ソーシャルビジネスの取り組みはまだまだ少ないですし、一般的に情報を得にくい状況があります。
このことは、【スポーツ×地方創生×ソーシャルビジネス】という名前のfacebookグループを運営している中でもわかってきています。

また先日には1周年記念も兼ねたこむすぽオフラインミーティングを開催しましたが、記事がバラエティに富んでいることから、それが「散漫な印象を与えている」という指摘がありました。

こうしたことも踏まえ、こむすぽを、スポーツを通じた地域活性化、地方創生、コミュニティづくりやソーシャルビジネスに関心のある方にためになる情報を発信するwebメディアにしていけたらと考えます。

こうした情報発信を積み重ねていくことが、関心ある方々の行動喚起へとつながり、そこからさらに講座の開催やツールの活用などリアルの関係構築へと広がっていくのが理想と思っています!