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剣豪になった気分が味わえる「殺陣」 ――運動に、護身に、ダイエットに。一般向け教室増加中

2014年9月24日
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米山勇樹(米山流殺陣術師範)

本気で戦っているように見せる技術がつまっている

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「殺陣」と聞いてイメージするものは、「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」などの時代劇、いわゆるチャンバラでしょう。もともと歌舞伎から始まった伝統芸能で、昔の剣豪たちが刀を持って戦っていたものを、お芝居の中に組み入れる為にできました。相手と刀をぶつけ合い、さも戦っているかのように見せなければいけません。

しかしお芝居ですから、相手を怪我させないような工夫が施されています。たとえば「殺陣師」と呼ばれる振付師が、舞台での客席からの角度による見え方や、遠近感での見え方、映画やドラマの撮影なら、映り方やカメラで映っていない範囲まで計算に入れ、“刀が当たっているように見える”ように見せるための“立ち回り”をつけます。「こっちから斬る」「この位置からかかる」といった具合の演技指導です。

 礼儀作法も学べる

役者には殺陣を学ぶ方も多いため、殺陣を教える教室は結構ありますが、実はこうした教室で学べるのは役者だけではありません。一般の方でも学べます。いい運動になるだけでなく、護身術としても使えますし、ダイエットにもなります。なにより礼儀作法も学べますし、何より剣豪になった気分で刀を振るのは気持ちいいものです。仕事帰りのサラリーマンやOLなど、一般の人も通う事ができる教室が増えています。

居合いや剣道とは違って芝居ではありますが、刀の使い方、足の動かし方などは、しっかり各流派で決められていて、けっこう本格的です。武士の歩き方などの所作を教えていたり、昇級試験を行なったりしている団体もあります。

刀の代わりに使う木刀があれば誰でもすぐに始められます。もし本格的にやりたくなれば、袴や道着、実物の刀に近いアルミ刀などをそろえれば、より雰囲気を味わえます。刀を振っていると、しばし日常を忘れ、過去にタイムスリップして、敵をばったばったとなぎ倒す剣豪になった気分を味わうことができる殺陣——。興味がわいてきませんか?

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【米山流殺陣術】 http://yonetate.com/

【日時】目黒教室 水曜日 18時〜 | 横浜教室 木曜日 19時〜

(1回1000円、入会金や月謝など不要)

 

 

 

[プロフィール]

米山勇樹 YONEYAMA Yuki

1977年生まれ。NHK大河ドラマの殺陣師「林邦史郎」に師事、『北条時宗』『利家とまつ』『武蔵』『新選組』のなどの現場を経験。劇団や映 画などの振付けをして、独立し、殺陣師、アクション監督として活動。自身も脚本、演出、カメラ、編集、音楽制作などを手掛け、自主映画を作り劇場公開も。現在、殺陣パフォーマンスチーム「偉伝或〜IDEAL〜」のメンバーとして活動。合気道、空手道共に黒帯。

Facebook https://www.facebook.com/yonetate

Twitter https://twitter.com/fukuresan

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