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スポーツレクリエーションやゲームを通じてチームワークを高めるための3つの仕掛け

2016年4月15日
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石井邦知(こむすぽ編集長)

スポーツレクリエーションを通じてチームワークが生まれるか否かの鍵は、”種目”ではなく”場の工夫”

こむすぽでは、8月に全員で合わせてフルマラソン(42.195km)を走るリレーマラソンについて、9月にはラリーの回数が得点になる卓球のイベントについて取り上げました。

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2つのイベントに共通するのは、「マラソン」「卓球」という本来は個人でやるスポーツもルールを変更することにより、チームで協力し合うスポーツに生まれ変わるということです。

一方で逆のことも起こり得ます。

野球やサッカーと言ったチームスポーツも、知らない人同士が集まっていざやるとなると、個人プレーに走ってしまう懸念があります。

実際、民間のフットサル施設が主催している「個サル(個人で参加できるフットサル)」やフィットネスクラブ内のアリーナで行われるバレーボールでも日ごとに集まるメンバーが異なるため、「パスがまわってこない」「点を決めても誰も一緒に喜んでくれない」経験をしたという話を聞いたことがあります。

大人でもそうなのですから、子どもの場合はよりその傾向が強くなるでしょう。

地域のつながりが希薄と言われる現代において異質の人々がつながるべく、一緒にスポーツを楽しめる機会作りは今後一層求められますが、上記の実例からも、みんなが楽しめるようにするために重要なことは、選ぶ種目ではなく、場の工夫ということになりそうです。

ではその場の工夫とは具体的にどのようなことが考えられるのかを3つご紹介したいと思います。

1.ウォーミングアップ段階からチームワークを高める

ウォーミングアップも運営側で工夫をしないと、個々で取り組んで終わってしまいます。特に人数が多い場合には先にチーム分けをしてしまって、チームメンバーで一緒にウォーミングアップができるとよいでしょう。

さらにチーム対抗で「ことろことろ」など運動量の少なめの鬼ごっこをしてみたり、フットサルやバスケットボールであればドリブルリレー、バドミントンであればシャトル運びリレーなどリレー形式にすると、ウォーミングアップ段階からいっそう盛り上がります。

2.よりチームワークが高まるようにゲームのルールを変更する

いずれの種目でも、普段一緒にプレーしていない人同士がいざ一緒にやっても、チームプレーをするのは難しくなります。そこで、「チーム内の全員が得点したらボーナス点が入る」「特定のメンバーからのパスによる得点はボーナス点が入る」というように配点を変えるなどルールを変更することで、事前の作戦の重要性が高まり、結果コミュニケーションも図りやすくなります。

また私が運営する総合型地域スポーツクラブ「きゅぽらスポーツコミュニティ」で行っているバレーボールでは、得点が入った時に必ずやるかけ声をチームごとに事前に決めていただき、チームごとの結束を高めています。

3.試合の合間にチームワークを高める

どのスポーツでも、3チーム以上あれば少なくとも1チームは休憩になりますが、休憩時間も運営側で工夫をしないとバラバラに行動してしまいがちです。

しかしあくまで休憩ですので、激しく動く内容もお薦めはできません。

こうした状況下で適しているのは”人間知恵の輪”です。

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人間知恵の輪の実施方法は、1つの内側を向いた円を作り、両隣以外の人と、ランダムに手をつなぎ、手を離さずに、もつれている手をほどき、一番簡単な円にほどくことができたら達成というゲームですが(最終的に2つの円になっても可) 、自然とコミュニケーションも生まれやすいです。

今回の3つの仕掛けについては、選択肢が増えるほどよいですが、さらに深めたいという方にはマニュアルもおススメです。↓↓下記をクリックすると詳細を確認できます↓↓
交流型スポーツバナー

石井 邦知 ISHII Kunitomo

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2011年2月に埼玉県川口市を拠点に総合型地域スポーツクラブきゅぽらスポーツコミュニティを設立。主に(フットサルやバレーボールなどの)チームスポーツと(異業種交流、国際交流などの)テーマを掛け合わせたスポーツレクリエーション活動を行い、新たに30以上の新規の企画創出(協働を含む)を実現。

これまでの取り組みの標準化と他地域の展開を目指して、2014年3月に一般社団法人日本コムスポーツ協会を設立(代表理事)。

http://twitter.com/ComComSports

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