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総合スポーツサークル・クラブでリレーマラソンを取り入れる3つの効用とは?

2015年10月7日
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石井邦知(こむすぽ編集長)

こむすぽでは以前、総合スポーツサークルを立ち上げ、継続的に運営している主宰者3名にインタビューさせていただきました。

◆「『差』が明らかになったときの運営に気づかいを」サークル主宰者・相良直人さん――【連載】社会人スポーツサークルの今(1)

◆主宰者自身、やりたいこと・目標が明確になりました――【連載】社会人スポーツサークルの今(2)

◆常連メンバーが仲間を増やしてくれるのが嬉しい――【連載】社会人スポーツサークルの今(3)

皆さんからお話を伺い、運営にあたって様々な工夫をすることで、マンネリ化を防ぎサークルが成長していくのだということを痛感しましたが、大事なことの一つに定期活動とは異なるイベントを開催したり、大会への参加機会を適度に設けるというのがあります。

気軽にできることとしては、飲み会や、カラオケ・ボーリングなどのレジャーかもしれませんし、もう少しスポーツと絡めれば、アウトドアや(最近企業内でも増えている)運動会も考えられますが、リレーマラソンも選択肢の一つとして良いでしょう。

以前こむすぽでは、さいたま市の別所沼公園で2020年東京五輪まで毎朝行われるというフルマラソン(一人でなくても可)について取り上げさせていただきましたが、先月実際に私が運営している総合型地域スポーツクラブのメンバー10名で参加してきました。

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その実体験も通して、リレーマラソンに参加することが、具体的にサークル全体にどのような効用をもたらすのか3つの観点でお伝えしたいと思います。

1.結束力が高まる

チームスポーツがメインなのか、個人スポーツがメインなのか、サークルによって状況の違いはあるでしょうが、リレーマラソンの場合、「全員で合わせて42.195km」という一つのチームで走る点が、最大のチームスポーツと言えますし、結束力も高まりやすいです。

なお別所沼公園の場合は、ランニングコースを46周走って42.195kmに達するのですが、一人1周ずつ交代で走ることによって、一人ひとりの出番間隔も短く、より盛り上がると言えるでしょう。

2.種目間の横のつながりができる場になる

多種目を行っているクラブ・サークルにとって、種目ごとの結束ができてしまって、種目を超えたつながりづくりが難しいというのは永遠とも言える課題だと思います。

しかし、同じクラブ・サークルに所属しているという共通項はあるので、つながる機会があれば、一般の方よりも話のとっかかりもできやすく、つながりやすいと思います。

今回実際に集まった10人も、万遍なく様々な種目に参加していただいている方、フットサルだけに参加している方、バレーボールのみに参加している方など、様々いらっしゃいましたが、走りの合間には初対面でも(共通の知り合いは多く)気楽に交流ができている印象を受けました。

3.適度な刺激になる

人は居心地よい場を求めたくなるもの、フットサルに参加するにしてもバレーに参加するにしても、仕事ではありませんので、自分自身が好きだから、得意だから参加するという方が圧倒的に多いと思います。

しかし楽しいだけではマンネリ化する可能性もありますし、適度に刺激が必要です。

その適度な刺激という位置づけにリレーマラソンはなり得ると思います。

「一人で5km走る」「10km走る」ということにはハードルを感じる方も、みんなで一緒に走るということであれば、ハードルも下がりチャレンジがしやすくなります。

そしてチャレンジ前は、プレッシャーを感じるかもしれませんが、いざやってみた後の達成感はありますし、貴重な非日常の機会となり得ます。

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こうした適度な刺激・チャレンジの機会が、組織にも、個人間のつながりにも良い影響を与えると考えています。
なお今回実際に走った方からは、「すごい楽しかった・楽しく走れた」「木陰たくさん風が涼やかで気持ちよく走れた」といった感想をいただき、私自身が思っていたよりも皆さん楽しく走っていただけたようです。

さいたま市で行われているチャレンジ2020に限らず、リレーマラソンの大会は各地で行われています。
全員で合わせて42.195km走る大会や時間制になっている大会など形式は様々ですが、サークル・クラブ単位で一度チャレンジしてみることをおススメします。

※チャレンジ2020の概要詳細はこちら

 

石井 邦知 ISHII Kunitomo

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2011年2月に埼玉県川口市を拠点に総合型地域スポーツクラブきゅぽらスポーツコミュニティを設立。主に(フットサルやバレーボールなどの)チームスポーツと(異業種交流、国際交流などの)テーマを掛け合わせた活動を行い、新たに30以上の新規の企画創出(協働を含む)を実現。

これまでの取り組みの標準化と他地域の展開を目指して、2014年3月に一般社団法人日本コムスポーツ協会を設立(代表理事)。

http://twitter.com/ComComSports

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